夏の木木(もくもく)学校いがったなっす!

こんにちは!

皆さんお盆休みはいかがお過ごしでしょうか。私は、夏休みワクワク体験教室があるため、帰省するにもなかなか日程が取れず、今年のお盆休みも北海道にいます笑 休日らしい休日を取ってなかったので久しぶりにカフェ巡りでもしようと思い、初めて東川町と旭川のカフェに来てブログの記事を書いています。目の前には田んぼが広がっていて、とても懐かしい景色が広がっている中で書いていますよ。今日は3件のカフェを巡り歩いています笑 お腹一杯です笑

さて、連日行われた、『夏の木木(もくもく)学校』が無事に終了いたしました!この事業は昨年度の冬から取り組んでおり、木育をメーンにした事業となっています。木育とは、子どもをはじめとするすべての人びとが、木とふれあい、木に学び、木と生きる取り組みで、森に入ることも、木材を使ったモノづくりも、製材することも木育として捉えられています。北海道発祥の言葉ですが、現在では全国各地で広まりつつあります。

さてその木育をメーンとした取り組みがこの「木木(もくもく)学校」です。小学生を対象に、木を使った工作を通じて木の良さなどを感じてもらうように企画しました。

今回は三日間で、1日目と2日目は「オリジナル食器づくりときれいな食卓」ということで、北海道教育大学釧路校の福江良純先生と京都女子大学の矢野真先生を講師に実施しました。

と、その前にホウノキを輪切りに切ったものでネームづくりをしました。とても簡単で家にあるもので簡単に作れちゃいます!(^^)!ペンで名前を書き、ガムテで安全ピンをとめて完成!

トレイと箸に使う材料は、中川町産のシラカバです。材は中川町の木工作家の斎藤綾子さんに製材してもらったトレイと、箸です。

最初にまず箸づくりです。25センチほどの四角柱の材を自分の手の長さに合わせて切り落としたり、角を落として丸くしたり、さらには箸の上に飾りを施したりしました。子どもたちが使う道具は木工用やすりと、切り出しナイフ、紙やすり、電ノコです。

昔と違い、鉛筆も鉛筆削りを使うことが当たり前の小学生なので、切り出しナイフで鉛筆を削ることを知らない子どもたちが大半です。初めて使うので子どもたちも「こわい」と口々に言っていました。しかし、使っているうちに、「ぼくもナイフ使いたい!」と言うようになり、最後の方にはお手のもんでした(笑)さすが、子どもたちの好奇心は素晴らしい!!

箸づくりだけでも結構悪戦苦闘しながらの制作活動となり、途中で「もうやだ!先生やって~」と弱気になった場面もありましたが、しっかり最後まで磨き上げ、ツルツルの箸ができるや否や、「いいねこれ~」と満足気な顔をしていましたよ(^^♪

トレイづくりは、長方形の材の角を落としたり、電ノコで好きな形に切り、ヤスリで磨きます。中には、「お父さんとお母さんに作るんだ~」と言って制作をする子や、「こういう作業大好きなんだよね~楽しい~♪」と言いながら制作する子がいました。

トレイも箸も仕上げは、これも中川町産の蜜蝋で仕上げます。ワックスを塗ると色が濃くなるので、「塗る前の色が良かった~」という子もいました笑 ワックスのにおいを嗅ぐと、「きなこのにおいみたい」とか「くさい」とか自然とにおいを嗅ぐ児童がいました。

というのも、箸置きづくりで楠(くすのき)を使ったからだと思います。楠は北海道では取れなく、九州方面でしか現在は生殖していない木なのだそう。日本でもほとんどが輸入で貴重な木です。その木の端材を使って箸置きを作りました。ヤスリで削るとどんどんその香りが広がります。おとなの私たちはスッキリする香りなので結構好きなのですが、子どもたちには刺激が強すぎたのか、鼻を抑える子どもが多いように感じました(;´・ω・)笑 

矢野先生は幼児保育者を対象に木育をメーンに指導を行っていますが、その中で、木をひたすら磨くというワークショップを行っているそうです。これは、木を削ることで出る香りや肌触りの変化を感じることで、五感を刺激させ、感情を豊かにするのだそうです。

確かに、楠(くすのき)のような香りが強い木を削ると嫌でも臭いをかがさりますよね笑 そうなってくると、「じゃあこの木はどんなにおいがするのか?」と思うのが普通で、やっぱり子どもたちも「そういえばシラカバはどんなにおいがするのかな?」と改めて自分が制作したトレイや箸のにおいをかいだりします。

なんて純粋なのだろう。。。

2日にわたり、箸・箸置き・トレイを制作したら、最後は、鑑賞体験です。

ーどうしたら、トレイに置く食べものが美味しく見えるのか。

食べものだけを置くのではなく、その時に生えている植物を置くことで季節感を味わうことができるし、色合いを考えながら置くことでさらに美味しく見えるのです。自分が作った作品をどう配置し、植物をどこに置き、食べものもどのように配置すれば「美味しそう」なのか、鑑賞体験です。

まずは、ちゃいむ周辺に生えている植物探しに行きます。

小さい花や草、木の枝や葉っぱなどを拾います。中には、小さい花を束ねてシロツメクサで留めて花束にしている子もいました。

持って帰って来て自分が作った作品と合わせてみます。

予想以上に子どもたちの鑑賞意欲が高く、花をどう置いたら良いか真剣に考えていました。花びらをわざとばらしてちりばめる子や、長い茎を切り取って顔を作る子、拾った石もオブジェにしたりと大人顔負けの工夫が見られました。自分のが出来上がったら、他の子がどのように配置しているのか、見て回りました。

すると、「あ、いいね、このアイディア!!」とほかの子の良いところをほめたり、自分の作品と比べたりしていて、とても良い鑑賞体験になったと思います。

最後にお菓子をのせて、おやつの時間に。

と、その前にできた自分の食卓をチェキで撮影しました。チェキを利用したのは、その場で印刷ができてすぐに乾燥用紙に写真を貼ることができるということです。そして、もう一つは、時間が経つにつれて映像が表れてくるのでその楽しさも味わってほしいからです。この際だから本当にいろんなことを体験してほしいと思いまして、私が勝手に考えました(笑)

お菓子を食べたら、チェキで撮影した写真を貼り、感想を書いてもらいました。この二日間で感じたことや作ったもの、さらには何の木を使ったかをメモをする児童も見えました。感想用紙いっぱいに書いてくれる子も何人もいて、「木木(もくもく)学校楽しかった~!冬もやりたい」という児童も何人かいました。主催側としてはこの上ない喜びです!(^^)!

この2日間は木材を通して、木の良さと特徴などを体感的に学びました。そして道具を使うことの難しさや道具を大切に使うこと、そしてモノづくりの楽しさを学ぶことができたのではないでしょうか。

夜は大人の部で木育情報交換会も行いました。矢野先生と福江先生の木育のと取り組み事例の発表をしていただきました。なるほどな~という内容ばかりで、私も勉強になりました。子どもはやはり木に触れることで、五感を刺激され感情豊かになることなどが研究で分かっており、木育を進めていかなければならないということを改めて知らされました。

そして、福江先生の環境教育の論文や前田一歩円財団の取り組みを発表していただきましたが、私が学生の頃当たり前にやっていたことは、本当に素晴らしい取り組みだったことと改めて実感しました。倒木や間伐材を芸術分野の材として提供してもらいそれに新たな命が生まれ作品として生まれ変わる模様は、やはりその木の底知れぬ可能性が秘められていることがわかります。中川町の木は家具になったりカトラリー、キャンプ用品になったりと幅を広めてきていますが、こういう教育分野・芸術分野ではなかなか現れていないので、新たな可能性も秘められていると思っています。

今回講師をしてくださった、福江良純先生と矢野真先生には心より感謝申し上げると同時に、今後もこういった取り組みをしていきたいと強く思う二日間でした。

最終日は、大工体験です!実際に小さな家を建てるのです!

実は前々からこの家づくりをしたいと思っていました。関西へ研修へ行った時も、事例を見て中川町でもやりたいなあと夢物語を描いていました。そう、中川町に大工さんがいないのです・・・でもやったら絶対ウケるし、私自身めちゃめちゃ大工さんに関心があるのでやりたい、と思っていました。

そんなことを考えている時に中川町のローカルベンチャースクールで下川町でキタ・クラフトを経営している大工さんと出会いました。最初は大工体験とその大工さんとが結びつかなかったのですが、ちょっと考えて、これはチャンスかもしれないと思い、後日、アタックしました(笑)

すると、快くOKをいただき今日に至ります。それまでに、どういう目的でこの大工体験を行うのかもしっかり伝え、子どもたちのためになんとかとお願いをして実現することになりました。

こちらかたくさんのオーダーをかけ、在来工法での組み立てができる小屋を建てたいとのことで、かなり頭を悩ませたと思いますが、昔ならではの工法から現代の工法がすべて繰り込まれた小屋のキットが完成しました。

当日は台風5号の影響もあり、肌寒い日でしたが、寒さに負けず家づくりと木端で工作を頑張りました。子どもたちの参加はなんと、17名!(町の小学生は50人しかいないので凄い割合!)

午前中に一回組み立てと解体をし、午後にまた別チームが組み立てと解体をしました。小屋を建てている間別のチームは木端で工作会を実施。これがまたみんな楽しみにしていたようで。

大工さんのお話をしっかり聞き、せっせと材を運び積み上げる姿はみんないっちょ前の大工さん(*^^*)女の子も積極的に動きます。

こんな格好のショットも(笑)

頑張って完成させると、屋根に上って「ヤッホー!」と叫ぶ男の子、誰よりも高いところでポーズを決めたがる女の子。一生懸命作り上げたものはやっぱり嬉しいですよね。本当に子どもたちのあの目の輝きったら忘れられません。

最後はみんなで記念撮影。みんな良い表情をしていますね。この顔を見れただけで私は満足です。本当にやってよかった。最後の感想発表の時も、「家を建てるのに苦労して建てていることがわかった」「家を建ててみて楽しかった」などの感想、さらには「大工さんは何を一番大切にしていますか?」「どうして大工さんになろうと思ったのですか?」などの質問も次々に出て、とても有意義な体験活動になりました。

そしてこの企画ができたのも、大工さんのおかげです。繁忙期にも関わらず、引き受けてくださり心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

ということで、夏の木木(もくもく)学校2017、本当に楽しく終えることができました。昨年度の冬からの取り組みで徐々に内容もパワーアップしています。今年の冬は私が講師として頑張りたいと思っています(予定)。なので、冬の木木(もくもく)学校もやります(予定)!!

素晴らしい出会いと、子どもたちの笑顔に、万歳!(^^)!

※タイトル「夏の木木(もくもく)学校いがったなっす!」

→「夏の木木(もくもく)学校良かったね!」

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