鼻笛って知ってだが?
こんにちは!
音楽は国境を超える・・・最近、新しいALTが中川町に来て、色々なお話をするのですが、やはり盛り上がるのが音楽の話。前任のALTとも好きなバンドが被ったりして結構盛り上がりました。私は結構古めの洋楽が好きなので、「Do you know (バンド)?」と聞くと、「なんで知っているのー!?」と日本語で反応してくれます笑
たぶん、私も外国に行って「日本人の○○っていうアーティストが好きだ」と言われると嬉しくなっちゃいますね。
ってな感じで、ドゥービーブラザーズやイーグルス、クイーン、AC/DCなど上げていったらだいぶ盛り上がりました。そんな今朝、ラジオから流れてきたのは、イーグルスの「ホテルカリフォルニア」。ものすごくタイムリーで一人盛り上がった朝でした。
さてさて、先週の土曜は、「鼻笛ワークショップ」が中川町で行われました。
講師は、ようてい木育倶楽部の齊藤文美さん(+奥さん)と細目浩明さんです。



実はとある講習会で、隣に座った細目さんが木製の鼻笛をやっているということを知り、私も興味深々で、中川町でやってもらえたらいいなと言う他愛のない世間話から始まりました。
そんなこんなで、昨年の11月に出会い今年のこの夏に実現することができました。
ようてい木育倶楽部は、「木育」をメーンにした活動をされているそうで、木育ファミリーのHPにも齊藤さんのコラムが載っていますのでぜひご覧ください。→木育ファミリー
ということで、木製の鼻笛。皆さんあまり馴染みのない楽器だと思います。鼻の息で口腔の広さを利用して音を出します。ですので、鼻と口だけを使って音を出すので楽器ができない人でもできちゃいます。
今回、ほぼ出来上がった状態の鼻笛を用意していただいたので、音の出し方を教わります。その前に細目さんの演奏を聴いてどんな音が出るのか。ちょうどALTの先生も来ていたので、アメリカの国歌を演奏していただきました。
初めて聞いた皆さんからは、演奏終了後、素晴らしいと拍手喝采。や~、私も鳥肌が立ちました!ものすごくきれいな音なんですよね。
その後、音が鳴る仕組みを説明した後、実際に手に取り、音を奏でてみます。

やはり、鼻の息を出すということは日常的にあまり意識してやらないので、皆さん必死にやっておられました。ですが、滑稽なのか、会場は笑顔でいっぱいになりました。





上手な方は、すぐに音を出せるようになり、最後は音階もできるようになっていましたよ。
鼻の形に合わせて削ったり、木製ということで、自分の名前やイラストをウッドバーニングしたり、それぞれ短い時間の中でマイ鼻笛を完成させることができました。


木育とは、すべての人が木に触れ、木に学び、木と生きる取り組みです。子どもだけではなく大人も高齢者にも伝えていきたいものです。きっかけがないとなかなか焦点を当てることは難しいかもしれませんが、今回のような形でまた「木」や「森」について考えることができるきっかけになったら、それは嬉しいものです。
そんな取り組みをこれからも続けていけるように私自身も頑張ります。
今回わざわざ遠方までお越しいただいた、講師の皆さんには心より感謝申し上げます。ありがとうございました。参加者からは、「1から作る時はまた呼んでね」とお声を掛けていただきました。また何かの形でできたら良いですね♪