本っこ読むべ

こんにちは!

先週末は、以前から行きたいと思っていた浜頓別町の「オオワシの森」に行って来ました。天気が良いと天気予報で知ったので、早めに目が覚めたら行こうかな~くらいの気持ちだったのですが、見事に朝早く目覚めたので、朝ごはんも食べず、起きて15分で家を出ました。

中川町から浜頓別町まで車で約90分。中川町から音威子府を通って中頓別町を通り浜頓別町です。実は後で知ったのですが、途中に通った中頓別町がその日北海道で最も冷えた地点だったのです!!その気温、なんと、マイナス29.1度!!!ぎょえ~~~~(+o+)

確かに、そのあたりを通っている時、暖房つけているのに全然暖まらなくて「ついにこの車も壊れたか…泣」と思っていたのです。陽が昇るにつれて外気温も上がり、車も暖かくなったのでほっとしましたが、こんなに冷え込んでいたとは(笑)

その日の朝日はとてもとても綺麗でした。

ちなみに、オオワシはおらず。。。しかし!帰り際にオジロワシが姿を見せてくれたので満足です!大きくて立派な羽と強そうな爪とキリっとした顔を見ることができました。道北って本当の北海道を味わえる場所だな~と再認識しました。冬の道北(運転は疲れますが)、おすすめです。

さて、ここ最近、「森」や「木」、「自然」にまつわる本を読み漁っています。中川町の図書室では、置いていない本を北海道立図書館から借りることができるシステムがあります。

今回ご紹介する本は、すべて道立図書館のものですが、わざわざ札幌に行かずとも借りることができるので、皆さんもぜひ利用してみて欲しいと思います。

◆その1◆

『一本の木のそばで』

作:Gブライアン・カラス

訳:いしづ ちひろ

男の子がどんぐりを植えてその木どんどん育っていく様子です。時代とともにその木の周りではたくさんのことが起こります。ページの下の方に年代が書いており、最終的には200年もの歳月が流れ、ついにその木も嵐で倒れてしまいます。バラバラになった木は町の人やその他大勢の人の手にわたります。細かな絵をよく見ると文章とマッチしているのがよくわかり、何度も読み返せる絵本です。お子さんと一緒に読むと楽しそうです♪

◆その2◆

『一本の木の物語』

作:N・ロマノワ

訳:みなみ らんぼう

ある森に一本の木がありました。その木はきこりに切られ、切株になりました。いろんな生き物がその切株で生きています。ネズミのもの?アリのもの?シジュウカラのもの?クマのもの?人間のもの?・・・果たして切株はだれのもの?

短い文章で構成されている絵本ながらも、とても考えさせられる絵本です。また、絵も素敵で、大人の方でも楽しめます。

◆その3◆

『森のみずなら』

作:高森 登志夫

森の中にある大きなミズナラの木。季節ごとにその木の素敵な姿をとらえ、まるで森の中にいるかのように感じさせる一冊。そのミズナラの木の周りにはいつも様々な生き物が集い、ミズナラとともに生きていきます。ある日、ミズナラは朽ちてしまうのですが・・・

これもまた繊細な絵と短い文章で構成されており、読みやすく、心地よい雰囲気を醸し出しています。

◆その4◆

『マツの木の王子』

作:キャロル・ジェイムズ

訳:猪熊 葉子

イギリスの児童書になります。あるマツの森にシラカバの種が飛んできて、たった一本のシラカバが生えます。マツの木の森の王子はこのシラカバのお嬢さんと恋をしてしまうのです。でも森のマツたちは、このシラカバを追いやろうとし、ついに王子ともどもきこりに伐採されるのです。しかしその後、彫り師のもとにこのマツの木の王子とシラカバのお嬢さんは引き取られ、すばらしい彫刻作品として生まれ変わるのです。この彫り師の手にかかると魔法がかけられ、満月の夜になると動くことができるのです。王子とお嬢さんは大変喜んで暮らします。が、ある日・・・

児童書あなどるなかれ!大人の方でも存分に楽しめる作品です。初版は昭和40年代とかなり古い本ではありますが、読み応えばっちりです。この時代のイギリスの時代背景を物語っているそうなのですが、個人的にものづくりをする人の気持ちやその素材になっている木々の気持ちを代弁しているかのようでとても素敵な作品だと思いました。

◆その5◆

『〈子どもと読む〉木と森の文化史』

著:筒井 迪夫

昔の書物を紐解いて、現代にいたるまで、いかに「森」を大切にしてきたのかが分かります。万葉集や古今和歌集など高校の日本史に出てくるような書物にも「森」や「きこり」にまつわるものが記載されていたんですね。北海道の林業や東北の林業なども書いてあり、個人的には親近感が湧いてとても読みやすかったです。北海道は前田一歩円財団の初代園主の前田正名氏のことが出てきたり、中川町と縁のある詩人・斎藤茂吉氏の詩も出てきたりしますよ。〈子どもと読む〉と書いてあるように、一つひとつの話題がとても短く、しかもわかりやすく読むことができます。

ということで、今回は5冊。ご紹介しました。絵本から児童書、そして大人でも読めるものまで。まだまだありますが、それはまた次の機会に書きますね。ご参考になれば幸いです。

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