おべでけろ
こんにちは!
3月も折り返しスタートです。Facebookの「過去のこの日」というページが毎日更新されます。1年前や5年前のこの日の自分の投稿などをお知らせしてくれます。
ちょうどこの時期は、卒業シーズンで大学のサークルの様子ですとか、研究室の卒論発表などの投稿を見ます。そのたび、「懐かしな~」と記憶をよみがえらせています。幾度も大学に戻りたいと思いますが、そんなことはできませんからね。。。
それにしても懐かしい。
さて、そんな思い出にふけっている場合ではなく、新年度に向けて諸々準備をしなければならないことがたくさんあります。
その一つに、放課後児童クラブがあります。
来年度より、新たな名称になります!
放課後児童クラブ「えみな」
「えみな」というのは、アイヌ語で「笑う」という意味です。また、「笑み」「皆」もかけており、みんなで笑って過ごせる児童クラブにしたいと思い、命名しました。
やっぱり笑って過ごしたい。辛いことも苦しいことも悲しいこともありますが、笑顔で一日の幕を閉じたい。笑顔は周りの人をも幸せにするんです。いつも無表情の人より絶対笑顔の人の方が良いですよね。
笑顔でニコニコしている人には、声をかけやすいですし、親近感が湧きます。そんな笑顔あふれる児童クラブにしたいなと思います。
今回、児童クラブではどのような活動をしているのか・していくのかを簡易的なリーフレットにまとめました。イラストはもちろん、川村未紗さんです。

リーフレットにこんな詩を書きました。
まわりを明るく
狩野誠
明るい顔が まわりを明るくし
暗い顔が まわりを暗くする
いつもほほえみを失わない
そんな明るい顔を持ち続けたい
自分の顔は 自分が見るためではなく
みんなにみていただくためにある
そう気がついたとき
明るい顔づくりに 真剣にとりくむようになる
心の安らぎ 静かなよろこび
それが顔の表情筋をやわらげて
美しいほほえみをつくりだす
明るい顔づくりは 一生の修行である
狩野誠さんという方は、1924年(大正14年)東京深川に生まれ学徒出陣し陸軍中野学校入隊。拓殖大学在学中、東洋鍼灸専門学校に学びました。代田文誌、柳谷素霊、大塚敬節先生に師事して東洋医学の指導を受けます。時事通信で嘱託にて室蘭勤務。信州大学にて空手指導。戦後、良寛和尚、宮沢賢治の跡をもとめて黒姫山麓に入植。
どん底の中で山の子らと共に土を耕し、木を彫り、草をたづねる暮らしをつづけます。
草の学校を提唱し自然教育と健康生活の普及につとめ、雪深い信州に荒れ地を開き、食べ物や医者がなく飢えや病で亡くなる開拓民を目のあたりにし、山中で採取したクマ笹やエンメイ草などからお茶を作りました。
私の愛読書している本に載っていて、これはいい!と思い、今回このリーフレットに載せることに決めました。
1日の流れや保険代、1年間の行事などが明記されています。
これからの時代、何が求められるかといいますと、自主性や想像力・自己肯定感です。それを学校だけではなく放課後の時間や地域での活動の中でも求められてくる時代になっています。家庭でやるのはもちろんのこと、こういった地域や町で育てていくのも我々大人の役目だと思います。
来年度も木育的な活動も盛り込んでいきますし、絵画活動・身体活動等々様々な経験をさせていこうと思います!新しいことをするときは不安もありますが、期待感と楽しみの方が勝りますね。至らぬことが多々あるかと思いますが、頑張りたいと思います。
※タイトル「おべでけろ」→「覚えてください」