おらほの人が来るすけ、来てけろじゃ
こんにちは!
GWいかがお過ごしでしょうか。前半は天気も良くて旅行日和でしたね(*´▽`*)
私は第二の故郷、釧路へ行って来ましたよ。と言っても夏休みの事業の打ち合わせくらいしかなく、あとは思うがままに観光しようと思い行って来ました。学生時代に行けなかった場所を含めて。。
色々と巡り歩いたのですが、とても奇跡的な出来事が起こりました。
とあるお世話になったレストランのマスターに挨拶がてら食事をしに行きました。そこで、先日そのレストランで行われたライブの写真(出演者の集合写真)が置いてあり、お世話になった大学の先生も出たんだよ~なんていう話をしていました。
かれこれ15分?くらい立ち話をしていると・・・その写真に写っているギタリストとボーカリストが現れました!そこに居た誰もが驚きの瞬間。マスターたちもお互い特に連絡も取っていなかったようなので、写真に写っていたお二人もそのライブぶりにお店に来たといいます。
ちなみにお店にあった写真は彼らに渡すようにとっておいた分でした。
初対面なのに、あれよあれよと盛り上がり・・・じゃあ、大学の先生も呼ぼうということになり・・・食事後、レストラン2階でセッション開始!!
初めて会う人たちと音楽でコミュニケーション。全然知らない曲だけど、ビートを刻んでいくうちに、いえ、ギターのサウンドとボーカルの盛り上がりを聴いていると自然とリズムを叩くことができて、非常に楽しい時間を過ごしました。
食事をして懐かしい話をして帰ろうと思っていたら、まさかセッションが繰り広げられるなんぞ、誰が想像したことやら。素晴らしい出会いにありがとう。

さあ、そんな「出会い」といえば、中川町でも素晴らしい巡り合わせが実現しそうです。
というのも、5月18日(金)に地域づくり講演会として、岩手県大槌町の教育長の講演会が決まりました!!

私、岩手県出身だったのを覚えておりましたでしょうか?まさかの岩手県民の方が遠路はるばるご講演に中川町へいらっしゃいます!!
岩手県大槌町は、そうです、7年前の2011年3月11日に起きた東北大震災で大津波に遭った町です。その町で、誰もが意気消沈している中、地域復興のために尽力された教育長が北の果ての中川町までお越しいただいて、ご講演をされます。
子どもの教育をする場を奪った大津波。遊びも勉強も十分にできない日々。その一方で被災しなかった子どもたちはその日もその翌日もその翌週も勉学に励み、友達と遊び、家族団らんを楽しむ・・・被災地の人々は身体だけでなく、心も痛みそれは目に見えるくらい顕著に子どもたちの顔に現れるのです。
子どもたちだけではありません。必死に復興のために働く大人たち。家もなにもかも失った人たち。毎日毎日がれきの山を歩くも家族が見つからない。想像しただけで心が病みます。これは7年経った今でも変わらないのです。
私も地元岩手県で大地震を経験しました。ちょうど大学が決まりその年の3月末に引っ越しだ、という時でした。
幸いなことに、沿岸部ではなかったので津波の被害はありませんでしたが、大地が波打つような揺れ、寒さにこらえながらの生活、ラジオを聞いて情報を得る生活、忘れることはありません。
震災は、いつどこで起きるか分かりません。過去に起きた震災を教訓に、と言ったら失礼に当たるかもしれませんが、今の私たちができることを学ぶ機会でもありますし、そういった地域が同じ日本の中にあるということを知る良い機会だと思います。
ということで、ぜひ5月18日(金)は、中川町生涯学習センターちゃいむへお越しください。たくさんのご来場お待ちしております。
以下詳細↓↓↓
地域づくり講演会
『生かされて明日へ~小中一貫教育「ふるさと科」紡ぐ学び~』
5月18日(金)
18:30~20:30
生涯学習センターちゃいむ2階大会議室
入場無料
※タイトル「おらほの人が来るすけ、来てけろじゃ」
→「私の方(地域・地元)の人が来るから、来てちょうだい」