すごがべ?
こんにちは!
幼かった頃の私は、雪を見て喜んでいたのだと思います。ところが今では雪が降るにつれ、とても嫌な気持ちになります。でも針葉樹に積もる雪や山をバックにして雪が降る様はとても綺麗でいいなあ~と思うわけです。去年のようにドカ雪が降られるとさすがに嫌気がさしてしまいます。。。
さて、冬にも負けず高齢者学級ポンピラ塾では課外活動ということで、佐久伝承館に出向き、
民具の整理を開始しました!

佐久伝承館(佐久駅)には、昔使っていた道具が保存・展示されています。普段はガラスの中に入れられ、訪れる人は触ることはできません。見るだけなのですが、寄贈者の氏名が書かれているだけで、その道具がなんという名前なのか、どう使うのかは実際に使ったことがある人にしか分かりません。

そこで、ポンピラ塾生の出番なのです!!
ほとんどの塾生が実際に使っていたというので、一つ一つ取り出しながら、名前や使い方、それにまつわるエピソードなどを語り合います。
まず一つ目は、大きなものの影になっていた、鐘。

なんだろうと手に取ってみるものの、何に使われていたかわからない…鳴らしてみてはどうかと鳴らしてみると…?(↓動画です)
「ああ懐かしいこの音!」「この音だったねぇ」「学校の公務補さんが鳴らしてたわ!」
そうです、学校の授業の終わりのチャイムの原型です。公務補さんが、リンリンと鳴らして生徒たちに時間を教えていたそうです。公務補さんに「ちょっと鳴らさせて」とお願いして鳴らしていた方もいらっしゃいました。
音が鳴るシリーズでいきましょう。
その鐘と同じ棚にあった、とある箱。ここぞとばかりに出してみるとそれはレコードを入れる箱でした。中には22枚のレコードが入っており、『よされ節』や『津軽じょんがら節』のレコードが入っていました。



レコードがあるということは隣の大きな箱は、蓄音機?
「重たいから出さんくて良いよ~」と言われるも、これもここぞとばかりに出してみました。というか私が興味津々すぎて(笑)

実際に出してみると、手回し蓄音機。針の部分は壊れて取れていました。手回しの取っ手部分もなく、これは使えないかーと諦めていた時!レコードの下に取っ手のようなものが!!
引っ張りだし、外にある穴に入れて回してみると、回る回るレコード!!!
「おお~!」と声があがり、ダメ押しで針を置いてみると…?(↓動画です)
「おお鳴った~!」
一番喜んでいたのは私かもしれません(笑)
やり方が間違っているかもしれませんが、音が鳴ると言うことが分かりましたね!調べてみると、コロムビアが作ったイーグルという蓄音機だそうです。製造は1920年~1935年。ちょうどそのころに生まれたという塾生も居ました。昔のものは作りがシンプルなので時を経ても蘇るんですね!感動しました。
それ以外にも壺や鋸や映写機などもありました。今ではとても貴重なものばかりです。じっくりゆっくり見てみると「こんなものもあるのか」と再発見することができるかもしれません。
これからラッセル車も走り始めます。駅を巡る旅に出てみるのも面白いかもしれませんね(^^♪
※タイトル「すごがべ?」→「すごいでしょ?」